【ご質問】ローンの審査に通るために何を気をつけるべきか?

Q.友達が最近カードローンの審査を申し込んでダメだったみたいです。収入もまあまあなハズなのにダメだったという話を聞いて、自分も今度申込もうかと思っているのですが、正直不安になってきました。ローンの審査の際に気をつけるべきことを教えてください。どうやったら審査にさくっと通るか、その秘訣みたいなものを教えていただけたらと思います。よろしくお願いします。

A. どうやったらさくっと通るか、それはあなたが自分の頭を使えばすぐ分かることです。人に質問するのも悪いことではありませんが、まずは自分の脳みそを使って考える習慣を是非培うようにしましょう。いつもあなたと同じような質問をする人にわたしは言うのですが、あなたがお金を貸す側だったらどうですか、考えてください、という視点が大事です。あなたも友達にお金を貸したことがあるでしょう。どんな友達だったら貸したくないでしょうか。逆にどんな人だったら貸してもいいと思いますか?もちろん、会社がお金を貸すのと、友人同士のお金の貸し借りは多少違います。しかし、根本は同じです。根底にあるのは信頼関係です。それをもう少し具体化してみましょう。

本来だったら、この先はあなたに自分の頭で考えていただきたいのですが、あなたはまだその力が弱いようですから、いくつかヒントのようなものをお伝えしましょう。貸金業者はどうやったらあなたを信頼できると思うか、一番大きな要素は当たり前といえば当たり前ですが、きちんとした収入があることです。これはあなたも認めておられるかと思います。あなたのお友達は収入がそこそこあったので、きっとこの点はクリアーしていたのでしょう。なんといっても客観的に目に見える証拠がないといくらあれこれ言っても相手はあなたを信用する気にはなれないかと思います。

しかし、勘違いしないでいただきたいのは、きちんとした収入というのは必ずしも高収入である、ということではありません。もしかしてあなたのお友達はまあまあの月収をもらっていたのかもしれません。しかし、貸金業者が重視するのは、単発でどれだけの収入があるか、というよりもそれほど高収入じゃないとしても安定して長期間それが続くかどうか、ということなのです。貸金業者にとってもっとも貸しやすい職種というのが公務員というのはそういう理由によるわけです。借り入れた返済は長期間に及びますし、貸金業者もできることなら、今後も末永くお金をあなたに借りて欲しいと思っているわけです。わたしはあなたの収入が毎月どのくらいかわかりませんが、もっと重要なのはあなたが今の会社でどのくらい働いてきたか、ということ、つまり勤続年数です。1年超えていますか?であればさほど大きな問題にはならないでしょう。

そして、もう一つキャッシング初心者の方に注意して欲しいこと、それは申し込みの際には嘘をつかない、ということです。人によっては、特にあなたのように自分の審査に不安がある場合、自分の勤務先や収入などについて、ついつい自分を大きく見せようとして嘘をついてしまう傾向があります。すこしでも審査を有利にしたいという気持ちはわかります。しかし、そこでついた嘘が残念ながらバレてしまいます。なぜならあとで書類等を提出したら、事実とどこが違うかはわかってしまうからです。そうなると、あなたは相手から信用を失うのは明らかでしょう。この人はこの先も嘘をつきかねない、と判断されてしまうわけですね。

ですから、相手が貸金業者といっても、基本は信頼関係が基礎にあることをお忘れなく。

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